パトン 最新画像

2005年5月5日 お昼のパトンビーチ。

 

前回行った時が、3月だったので、約一ヶ月ちょっとの間、パトンは大きく変わっておりました。

まず、ホテルの営業状況ですが、津波被害による工事は、もうほとんどが終わっているといっても良いと思います。
まだオープンしていないホテルは、ローシーズンに入り、お客様が少ないこともあるので、急いでオープンせずに、
この機会に、古くなったところの修復を、一気にしてしまおうというところも多いようです。

日本のパッケージツアーなどで良く使われているホテルでしたら、グランドトロピカーナと、シービューパトンが、
7月1日からオープンという垂れ幕がかかっていました。また、ホリデイインの本館(ブサコーンウィングは営業中)と、
バンタイビーチのほうも近日オープン予定。

クラブアンダマン、プーケットメルリン、メルリンビーチ、ブラサリ、シーパール等、海沿いのホテルは通常通り営業中
です。バーンボアや、バーンライマイなどの小さなホテルも、軒並み営業を始めておりますし、ビーチ沿いにあった
露天、お店、レストランも通常通りオープンしています。マックも近日オープンですし、パトンシーフードも営業していました。

3月に行った時は、海沿いのあちこちが工事という状況でしたが、現在は、工事個所も減って、一部工事や、
一部柵がかかっているという状況なので、もうほとんど津波被害の傷跡をみることは、できないくらいになっています。

リピーターの方で、従来のパトンを知っている方曰く、

「ビーチ沿いのお店は、以前と変らない姿になったし、サボイシーフードから、タラパトンなどがある通りは、
お店もきれいになり、見違えるようになった。ビーチも、以前のごみごみした雰囲気がなくなり、パラソルの風景も
とてもきれいになっていた。」

という感想をいただきました。
今はまだ、津波の記憶が新しくて、ちょっと旅行は・・・と足踏みされている方でも、今度来て見たら、
新しく生まれ変わったパトンに、ウキウキしてしまうと思いますよ。

観光客のほうは、欧米人は従来の70%ぐらいが、すでに戻ってきているということですが、
欧米人はハイシーズンに多く来るため、今後は観光客の姿は減ると思われます。ローシーズンに元気な
アジアの観光客ですが、ここ数日間で、韓国人が、一気に戻ってきたように感じます。町中でも、韓国語を話す人を
良く見ますし、ペアルックの、ラブラブカップルも、戻ってきています。

早く、日本からのお客さんも、戻ってきたらいいのになーと、思っています。


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2005年2月22日 午後のパトンビーチ。
たった一週間でも、どんどん露天が増えてきています。
観光客の姿も続々と。。。バーンタイビーチ前のPORTというお洒落な
オープンバーも営業再開していました。一緒にまわっていた、ある雑誌記者の
曰く、「全然問題あるようには見えない!」ということでした。
もし津波のことを知らなければ、何もなかったように見えると思います。
もうそれぐらい、復興は進んでいるんです。
パトンビーチも大丈夫。早く沢山の人にみて欲しいと思います。



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2005年2月16日 午後のパトンビーチ。
写真を見てもらえばわかると思いますが、たくさんの白人観光客がビーチで
くつろいだり、マリンスポーツ、マッサージをしたりしていました。
ココだけみると、全く以前と変らない風景に見えます。
いえ、以前よりビーチが整備されたので、とてもきれいになっています!



ビーチ通りのお店も、急ピッチで復旧工事が行われております。
営業再開するホテルやレストランも増えてきました。 

  

トゥクトゥクも営業開始しています!また、ビーチ通りには、以前のように露天が
少しずつ出てきております。

 


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2005年1月26日 夕方のパトンビーチ。
数日前から、ビーチに真新しいパラソルとチェアーが並ぶようになりました。
ジェットスキーなども走っていました。ビーチ通りは、工事中のところ、まだ手付かずのところと
色々あります。持ち主によって、復興状況は様々なので、全体が整うまでには、まだもう少し
時間がかかるかもしれません。バングラー通りや、一本奥の通りは賑やかです。

 



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2005年1月3日午後11時-15時頃のパトンビーチの海、ビーチ沿いの通り、主要13ホテルの
情報と各ホテルのスタッフにインタビューした内容です。


★ ビーチと、ビーチ沿いの通り

  

写真左は、パトンビーチ。欧米人がすでに海水浴している姿がみられました。
海の色は普段と変らずですが、浅瀬は少し濁っている感じがありました。ミャンマー人らしき労働者が
ビーチの清掃をしていましたが、ほとんどは片付けられています。
写真中央はオーシャンデパートの前辺りから撮った様子です。こちらもすでに片付いています。
ただ、スタバやマクドナルドのあった辺りは、瓦礫などが集められて置いてありました。
道端には、潰れた車が、端によせてあるのも見られました。
写真右は、インピアナカバナ前から撮りました。


★ソイバングラ(バングラ通り)と200ピー通り

 

写真左は、バングラ通りを、オーシャン近くのT字路から映したものです。
この辺りは、もうすっかりきれいになっており、デパートも、ピザ屋さんなども営業しています。
写真右は、ビーチから一本奥の200ピー通り。普段と全く変った様子はありません。
お店も営業しています。

各ホテルの状況(2005年1月〜)

●ブラサリーリゾート

一階フロアはほとんど何もない状態。2階の部屋はきれいで、充分お客さんが宿泊しても
大丈夫のようにみえました。

現在の状況: KHUN SRIAMPORN (フロントオフィスマネージャー)
「現在使えない施設は、プールとグランドフロアですが、1月14日からは、全て元通り
オープンします。2階以上の客室、レストラン、ガーデン等に被害はありません。」


●ハイトンリラバディー

外観は損傷なしですが、レストラン、ガーデンが少し荒れている印象を受けました。

現在の状況: KHUN KITTI (ジェネラルマネージャー)
「現在使えない施設は、プールですが、来週には使えるようになります。ガーデンが
影響ありますが、こちらもすぐに整える予定です。また、被害を受けたオープンテラスレストラン
は、すでにメンテナンスが終わりました。」



クラブアンダマン

 

外観も、ホテル内も平常通りに見えました。ホテルの特徴である広いガーデンも、
元の通り、きれいな状態でした。

現在の状況: MS.ヒロコ (日本人セールスマネージャー)
「54棟あるアンダマンコテージのうち、15棟のみ被害があり、こちらは修復せずに
潰してしまうことになりました。プールも利用可能、レストラン、ガーデンも全く影響は
ありません。スパは現在仮の場所にて手配していますが、1月20日には、元通りになる
予定です。」


●タラパトン



外観は問題なく、プールの水もきれいでした。たくさんの宿泊客が泳いでいました。
ビーチのそばにしては、影響が少なく、他のホテルに比べて、整っているように思われました。

現在の状況: KHUN PINIT C CHANKIT(ジェネラルマネージャー)
「フロント、F&Bアウトレット、オフィス、プール、グラウンドフロアと、幾つかの部屋が
影響を受けましたが、3-4週間で、元の状態に修復が可能です。」



●インピアナ プーケットカバナ

パトンのホテルの中では、一番被害が大きいと思われる。海辺のコテージは崩壊。
プールも汚染された状態のまま放置。外観も被害の大きさをうかがえる。

現在の状況: KHUN JITLADA (イベントセールスマネージャー)
「現在は、全ての施設が使えない状態です。2005年11月をメドに、修復に
専念する予定です。」



パトンメルリン



外観は損害なし。周りの樹木などが、少し荒れた感じがありました。
プールも汚染されたまま、まだ手つかずの状態でした。(1月現在)
3月末に営業再開しています。



●ル メリディアン



外観は影響なしですが、プールは汚染されたまま、まだ片付いていない状態でした。
何名か宿泊客がおりました。

現在の状況: KHUN ANAND(チーフセキュリティー)
「現在、水、電気などが供給できない状態で、まだ復旧のメドはたっていません。」

1月15日現在の状況:日本人スタッフ
「1月から3ヶ月をメドに、復旧工事にあたっています。建物の被害は、プールとガーデン
ビラの一階一部分のみですが、電気の供給ができないため、現在はクローズとなって
います。」 8月にはオープン予定。
 


メルリンビーチ

外観は問題なし。プールは汚れたまま放置。現在ホテルはクローズで、お客様は
同系列のプーケットタウンにある、プーケットメルリンにてご宿泊を振り替えています。

現在の状況: KHUN SUPAEMA(ジェネラルマネージャー)
「現在は全ての施設をクローズして、修復に専念しています。4月1日から
オープンを予定しております。」



●バンタイビーチ

5月現在、近日オープンの予定。

●パトンビーチホテル

営業再開しています。

●ホリディイン



1階は、片付けされていない状態。噂では3ヶ月ぐらいクローズと言われています。
ブサコーンウィングは宿泊可能です。

●グランドトロピカーナ



宿泊客はいない様子。やはりロビー周りや一階に損傷が見受けられました
7月よりオープン予定。

●シービュー

外側が通行止めになっており、中に入れない状態でした。
内部もクローズしているようでした。7月オープン予定。




カタ、カロンのホテルに比べて、やはり被害が大きいホテルが多く、完全復旧には
時間がかかるところもありそうです。ですが、一本奥の道にあるホテルについては、
ほとんど影響がないという、とてもギャップを感じました。


★メルリングループ、タボーンビーチビレッジ、クラブアンダマンからのホテルレポはコチラ

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