ホテルからのレポート
各ホテルからいただきました、詳細レポートをこのページにてご紹介しております。
●メルリングループ(メルリンビーチ・パトンメルリン・カオラックメルリン)
当時の状況
メルリンビーチリゾート、パトンメルリンホテルでは、ほぼ同時に初めの波が襲ったもようですが、その際、なるべく高い所への避難の呼びかけが行われました。幸い、波の高さは、メルリンビーチリゾートでは、2階のロビーまでは達することがなかったので、ビーチやプールサイドにいた方、朝食中の方、1階の客室にいた方など、ロビーに避難することができました。その後、電話回線の問題から、なかなか新しい状況をつかめないまま時間が経過しましたが、人命救助を第一に、両ホテルご宿泊のお客様全員をプーケットタウンへ移動することとしました。メルリンビーチリゾートにおきましては、パトンから峠を越えなければいけないということにより、救援のバスや車が一時遮断され、お客様をある程度離れた高台のあるホテルまで歩いて移動していただきました。その際、アマリコーラルビーチリゾートでは負傷者の救助、バーンインディー、バーンナーンサイリゾートでは、安全確保の場所や飲料水の供給など、とてもありがたい援助をいただきました。
結局、メルリンビーチリゾートから脱出した最後のお客様をタウンへお連れできたのは、午後11時頃となりました。タウンでは、プーケットメルリンホテルのほか、他のホテルに誘導させていただきましたが、プーケットメルリンホテルご宿泊のお客様におかれましては、バンケットルームにたくさんのマットレスをご用意した他、1室をかなりの人数でシェアしていただくなど、お客様にとってはかなり窮屈で不便な2泊であったことと思われますが、朝食以外にも昼食と夕食バイキングをその期間は無料にて用意させていただきました。緊急事態であったため、ご宿泊者全員の安否をホテルでは確認することはできませんでしたが、私どもでは、最善をつくしたと考えております。
また、カオラックメルリンでは、このパトンでの状況をプーケットメルリン経由でいち早くキャッチすることができ、波が到達する寸前に支配人によってビーチでくつろいでいた方やスタッフに伝達することができました。また、ホテルの立地が丘状であったため、高いところがホテル内に存在したことも幸いし、カオラックの中では被害者を最小限に抑えることができたものと思われます。
被害状況
1.メルリンビーチリゾート
すべての1階の客室と設備、すべてのアウトレット(コーヒーショップ、ラ・ゴンドーラ、チャンタイ、タイトラン、サバイラウンジ、プールバー、メルリンス
パ)、フィットネスセンター、キッズクラブ、ホテルクリニック、すべてのスイミングプールとサンデッキやパラソル、ガーデンとビーチ、駐車場、すべてのホテル業務オフィス
2.パトンメルリンホテル
ほとんどの1階の客室と設備、シーサイドガーデン、リラワディー、フィットネスセンター、カラケットルーム、タイマッサージセンター、キッズクラブ、ホテ
ルクリニック、すべてのスイミングプール、ガーデン
3.カオラックメルリンホテル
すべてのヴィラ、ガーデン、ベラ・ビスタ、サヌックバー、客室一部、スイミングプールの一部
現在の状況
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パトンメルリンホテル
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メルリンビーチリゾート |
カオラックメルリンリゾート |
電話 |
076−293058 |
工事中 |
076−428300 |
電気 |
まだ、完全ではありませんが、ほぼ使える状態。 |
調整中 |
可能 |
水 |
復旧済み |
調整中 |
可能 |
スイミングプール |
ロビーに近いプール1とプール2を清掃中 |
プールの水を汲み出し中。 |
被害のあったプール1とプール2は水を汲み出したがその後の進展なし。プール3とプール4は被害なし。 |
そのほか |
浸水した1階の客室の家具やベッドなど、全て移動済み。ビーチどおりに面したガーデンの清掃作業中。 |
ホテル内に散乱していたものの清掃にかなり時間がかかっています。 |
ガーデンと建物破損で散乱しているものの清掃中。 |
営業再開予定 |
3月1日 |
4月1日 |
3月1日 |
●タボーンビーチビレッジ
昨年12月26日におきました津波により、タボンビーチビレッジ&スパの状況報告
今現在の清掃状況及び復旧状況を以下に報告させていただきます。
ラグーンプール(メインプール)
水抜き作業ほぼ完了。新しい水に入れ替え作業中。
オールドサイアムナカレイ及び椰子レストラン
クローズ
プールテラスビラ(客室)
ラグーンプール完了後オープン
パブリックエリアは清掃終了。
本日より1週間の予定で電気系統のチェックを始めております。
プールの状態が正常に戻るまでおよそ2週間と見ております。
1月末にはリゾートほぼ完了の予定です。
(但し、3月いっぱいまで、予約はクローズして、タボーンパームに振り替えるという
お話も出ているようです。ご確認を!)
●タボーンパームビーチ
タボーンパームビーチは、通常通り営業中です。
2月2日のホテル前のビーチの様子を、スタッフの方が送ってくださいました。
●シービューホテル(パトン)・アンダマンシービュー(カロン) 1月5日現在
シービューホテルは、6ヶ月間修繕のためにクローズ。オープンは2005年7月を予定。
アンダマンシービューは、ダメージはなく、100%完璧な状態で通常通り営業しています。
●
ザ・フロントビレッジ (カロン) 1月2日現在
フロントビレッジは、名称を変更「ザ・ビレッジリゾート&スパ」となりました。津波によるダメージは
一切ありませんでした。施設もサービスクオリティーも従来通りです。
●エヴァソンプーケット&シックスセンススパ(ラワイビーチ) 1月6日現在
幣リゾートの最新オペレーション状況及び1月3、4日に撮影しましたリゾートの最新画像を下記弊社ホームページ内に掲載しておりますのでご参照下さい。
●バンタイビーチリゾート (パトン) 1月4日現在
津波被害のため、残念ながら、復旧作業により、数ヶ月はホテルをクローズいたします。
営業再開については、決まり次第追ってご連絡いたします。
●ル メリディアンプーケット (カロンノイ) 1月15日現在
建物の被害は、一階プール、ガーデンウィングの一部のみですが、電気系統に影響があるため、3月いっぱいぐらいをメドに休業となります。