6.スラタニ旅行記(2005年10月)


金曜日から、試合のためにスラタニに出発し、日曜日の夜中
に戻ってきました。今回本当は一泊二日のはずだったので、到着後
、体重測定が終わったら、シーフードを食べに行って、試合に備え
て早めに寝て、翌日土曜日は、丸一日試合で、終了後にプーケット
に帰る・・・といった予定でした。

しかし、急遽試合の日にちが日曜日になったため、土曜日は一日
フリーに! ということで、ちょっとゆっくり滞在することができ
ました。ということで、今回は超タイっぽい、スラタニ旅行記です。

金曜日のお昼、今回運転手としてお願いしているルンをお迎えに行
く。ルンはコシレイの漁師だけど、漁がない時は、長距離貨物運転
手をしているため、タイ国内の道は詳しいし、運転も上手で早い。
もし平均時速40KM/1時間のさくらこか、60KM/1時間の
OJが運転してたら、一体何時間かかっていたことか。しかも二人
して方向音痴ときている。スラタニに着く前に大喧嘩するのは、
目に見えていましたので、素直にルンにお願いすることにしました。

まずは腹ごしらえをして、ルン、一気にスラタニに飛ばす。
全く迷うことなく、スラタニ市内までは、2時間半ぐらいで到着!
は、はえ〜〜。そのあと、ホテルに一旦荷物を置いて、試合会場
になる競技場へ。

まあ、いつもの事なんですが、体重測定ってば、時間がかかります。
体重を超えていると、サウナスーツを着て走り捲くる。これをクリ
アしないと、試合に出れないってことで、前日から絶食組みや、
3日前から、電解質しか取っていない子も数名。もう走りながら、
ゲロ吐いたりと、そうまでして〜〜〜・・・というような光景が。
無事に全員がクリアしたのは、2時間後。簡単にウォーミングアッ
プと、翌日の打ち合わせをして、解散。

さぁ〜! スラタニ名物、シーフードへGOGOGO〜〜〜!!!
ダイエットも解禁になって、もう目はランランです。
スラタニには、海沿いに渋いシーフード屋台がいっぱいあります。
プーケットにも、ビーチシーフードレストランはいっぱいありま
すが、雰囲気が全然ちがいます。一軒一軒が離れているし、電気
も少なくて、すごく暗くて、渋い。たまに真っ暗な海の中を走る
漁船がぽんぽんと音を立てて、通り過ぎていきます。風情あるー。
最初の日に行った「タピーシーフード」というお店は、座席の
すぐ前に、半分海に浸かった大きな沈潜があります。
なんだか、昔の栄光とか、落ちぶれた現在とか、そんな気分に
させられる、感慨深いレストラン・・・。

シーフードの中でも有名なのが、手長エビざんす。あと、大きな
牡蠣も有名。手長エビを1キロ、たまごの入った蟹を1キロ頼む。
エビは1キロで9匹ありました。このエビは、頭が大きくて、
背中の部分になる身は、それほど多くないんですが、頭の部分が
メッチャおいしいのです。パカッと殻を取って、かぶりついて
食べます。うぉぉ〜〜〜。エビ味噌、美味すぎです!
そして蟹は、中ぶりなものが4匹。どれもオレンジの卵が入って
いますが、さくらこの食べた蟹が、一番卵が多かった。こちらも
身よりも、卵が美味なのでした。 4人で食べて1000バーツ
ちょっと。お酒も入れてだから、安い〜。

その後、さくらこは仕事が途中だったので、ホテルに帰って、
マッサージをしてから、部屋でメールチェックでもしようと思い、
一旦ホテルへ。ホテルはドーンノック通りにある、「BJホテル」。
ブルーの看板が目印。メンバーはみんな、隣にある老舗ホテル
「サイアムタラ」に部屋を取ったのですが、水シャワーに入れな
いさくらこは、事前に、スラタニの観光庁に電話をしてチェック。
観光庁職員によると、「サイアムタラはボロボロです」と、素直
なご意見。ということで、そのすぐ隣にある、できてまだ間もな
いBJホテルを紹介していただきました。一泊450バーツ、
スイートだったら650バーツということで、スイートを一部屋
と、ルン用に普通の部屋を一部屋取りました。



部屋はきれいで、エアコン付き。やっぱりプーケットよりは、
全然ホテル代は安い!外国人相手ではなく、お客はほとんどが
タイ人ということで、ホテルのサービスはやっぱりちがいます。
ルームサービスは、通常チェックアウト時に払うのですが、ご飯
を運んできたと同時に清算。部屋の備品の料金が、全部部屋に
書いてあって、「ベッドシーツ XXバーツ、まくら XXバー
ツ カーテン 10000バーツ」というのもあった。カ、カー
テン!!!???? 持って帰るんですか? タイ人??

そして大きな落とし穴。部屋の電話は、ダイレクトではありま
せんでした。よって、ネット接続は不可! ガーーーーーン!!
そういえば、タイの地方に旅行に行くと、必ずこのネット接続
で大変苦労するのですが、今回もか。。。時間はすでに夜10
時。フロントで交渉するが、ネット禁止と言われ、ネットカフェ
を紹介してもらったが、どこも閉店している。うろうろと途方
にくれていたら、ホテルの前に小さなPC屋が。ダメモトで
泣きついてみたら、電話線を貸してくれました!! 10分で
20バーツ。もうメッチャありがたかったです。

翌日は朝6時に起きて、7時に会場入りして、開会式と、新人
戦に出る、3名のチームメイトを応援(本当はこれに出るはず
だったのに、急遽本戦に回された)。
午前中応援したあと、午後はフリータイム。まずはBIG C
に行って、食事&お買い物。BIG Cはプーケットとほとん
ど変りません。慣れ親しんだ雰囲気でこれはこれで良し。
その後、お土産を買いに行くことに。

スラタニのお土産といったらコレです。「カイケム」こと塩
たまご。おかゆなどと一緒に食べるのが定番なんですが、し
ょっぱい卵で、黄味がくりんとしてウマイ。スラタニのカイケ
ムは、しょっぱすぎず、身がよく締まっているという評判。
しかし、これが市内から1時間ぐらいのところに行かないと
売っていないんですよ。まあ時間もあることですし、ドライブ
しながら、カイケム目指してGO。
 
ドライブの途中、もうひとつの名物に巡りあう。その名は
「ムン マプラオ」。ココナッツの身をくりぬいた中に、身と
たっぷりのココナッツゼリーがはいったもので、チンチンに
冷やすと、もうとっても美味!! 3個で50B。こちらは
道沿いにある、掘建て小屋にて販売しているのですが、みんな
ドライブがてらに買って行くせいか、昼過ぎにはもう品薄に。
4,5軒をめぐって、やっと食べられた、ありがたいデザート
でした。今回の旅行で、一番のヒットはこれ。

 

ムン マプラオのお店を過ぎて、しばらくすると、カイケム
屋台が並ぶ一角に着きました。どのお店も同じものを同じ値段
で売っているので、「一番可愛い店員のお店にしよう」と、ル
ン。ルン好みの店員さん曰く、カイケムは日持ちするから、
沢山買っても、絶対損じゃないですよ! オムレツにしてよし、
茹たまごにしてもよし。・・・だそうです。
ということで、自宅用とお土産用に3ダースゲット。



お土産もゲットしたし、デザートも食べれたし、ご機嫌でした。
そして夜は、またもや手長エビ。今度は同じ海沿いのシーフー
ドでも、ちょっと派手系なお店の「ランプー 2」へ。
ランプーは本店、2、3と、3店が並んでいましたが、どこ
も結構な人がはいっておりました。
二日目は、手長エビと、野菜炒め、さつまあげなどを食べまし
た。値段はランプーのほうが、弱冠安めでした。

あああ〜、食った、食った! 
そして、翌日の試合は、なんと2組目に対戦ということで、
体調を整えるためにも、5時起き。
マッサージ師さんをお部屋に呼んで、お風呂上りに体をほぐして
もらってから、ぐっすり眠りました。




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■ プーケットからスラタニへのアクセス ■

1.レンタカーでGO 
町中のレンタルカーを借りてプーケットから3−4時間、余裕で日帰りできます。

2.長距離バスでGO
プーケットタウンの長距離バスステーションより、毎日バスが出ています。

3.タクシーでGO
こちらは、自分で交渉してドーゾ。


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