パタヤ旅行記(2003年4月)


さて、ありきたりな旅レポートでもあれですので、似ていると言われる
パトンビーチとの比較なども絡めながら、プーケット在住者の目で、
パタヤビーチをご案内いたします。

・・・4月某日、早朝、プーケットよりバンコクへ出発。

友人は、すでにバンコク入りしており、友達の車を用意して、空港まで
迎えに来てくれていました。今回のパタヤも、タイ人濃度の濃い旅行
になりそうな予感。。。

バンコクには10:00に到着し、そのままパタヤに向かって、出発!
ああ、今回は、ゲイソーンもエンポリウムもお預けで、(また)ビーチ
リゾートへ行くのね・・・とちょっとした後悔を隠せず、窓から見える、
高いビルの町並みを、未練たらしく眺める。

やはり日中は、冷房をいくらガンガンかけても、車内は暑い〜…。
バンコクからパタヤへはハイウェイを120キロで飛ばし、およそ2時
間程だが、やっぱり寄り道してしまうのだ。何故なんだ、タイ人!?
まずはガソリンスタンド内にある、コンビニで、車内で食べる食物を調
達。お菓子やら、ジュースやら、フランクフルトやら、つみれやら…そ
れだけ食べたら、多分お昼御飯はいらない・・・というようなジャンボ
サイズを買っている。そして、車内はまた、ノンストップ・カラオケ大
会という、超ハイテンション。(いい加減慣れましたが、初めてタイ人
と旅行する方は、そのテンションの高さに、気が遠くなること必致!な
にせ遠足のバスが出発した最初みたいなノリが、延々と続く…。
少し黙れんのか…。)

さて、多分このノリでは、またパタヤ到着まで倍ぐらいの時間を要する
であろうと想像していましたが、…やっぱり。車はチョンブリ県にある
「Sriracha Tiger Zoo」というところへ。「ここは虎の赤ちゃんが可
愛いんだよー。」ということだが、な、なぜに動物園!? そしてここ
の動物園にて、ちょっと衝撃映像を見てしまいました。

豚のお母さんのおっぱいから、ミルクを飲む、子豚にまぎれた、
虎の赤ちゃん!

そこが、ガラス張りで、新生児を見守る育児室のようになっていて、豚
のお母さんも子供も、ベビーベッドみたいな中にいるもんだから、こ、
これは、一体何?????  …と頭の中にハテナが一杯飛ぶ。

その次、「ここにはまだまだ名物がある!」ということで、ヘンな洞窟
の中に入ると、そこには「スコーピオン・クイーン」という名の女性が!
体に、さそりをいーーーーっぱいくっつけて、ニコニコ笑っている!!!
き、奇人変人??? この人、以前TVで見たことがありますが、さそ
りを愛し、さそりと共に、何年も一緒に暮らしているらしい…。白い服
にくっついた4−50匹ぐらいのさそりの大群は、まるでさそり柄の服
を着ているみたい〜。

ううーん。

なんとも、コメントのしずらいような、催しが続く。
園内にいるのは、まずワニ。カメレオン。らくだ。象。鹿。はりねずみ。
馬。うさぎ。猿。アヒル。そしてショーのほうは、お馴染みのワニショ
ー、象ショー、そして「ピッグ・レーシング」と「ピッグ・スイミング」…。
こちらもコメントしがたい…。

昼食は、この動物園の2階レストランにて。ここはチャーハンやラーメ
ンなどのおなじみのタイ・ファーストフードが、地元価格で食べられる。
窓からは「虎ビュー」が見られますので、でっかい野生の虎を見ながら
のお食事。味はまあまあだけど、冷房効いてるし、中から虎が見れると
いうのが良かったです。


SRIRACHA TIGER ZOO

341 Moo3 Tombol NONGKARM Amphur Sriracha Chomburi 20110
TEL: 038-296556-8 FAX: 038-296559
OPEN: 08:00-18:00 daily
Website: www.tigerzoo.com
入場料 大人300バーツ 子供150バーツ


ちなみに・・・外国人観光客の姿は、ほとんどありません。でも、何故
かタイ人家族には、大層な人気が。

動物園を出発して、もうパタヤに行くんだろうと思いきや、
「象のキャンプでも見る?」と運転手。いやー! プーケットでさんざ
ん見てるってばー!!(はやく、パタヤに行ってくれ〜!頼む〜!!)
「じゃあ、あそこがいい!【ミニ・サイアム】。」と友人。
なにやら、世界の遺跡や有名なシンボル、タイ国内の寺院などを、ミニ
チュアサイズで展示してある博物館があるらしい。これも以前新聞で読
んだことがあるんで、ムムっと興味を持ったが、チープな入り口を前に
やはり、この路線か・・・と、入る前から、片腹痛い笑いが。

そして入ってみたら、何か…可愛いのである。ミニチュア博物館といっ
たらすごく精巧にできていて、ガラス張りになっていて「手を触れない
でください」みたいなものかと思えば、庭にあって吹きっつさらしなん
で、ちょっと汚れていて、何だか本物っぽいぞ。いかにもニセモノっぽ
い雰囲気もほのぼのしていて、エッフェル塔や凱旋門、ビッグベン、ス
フィンクス、自由の女神などが、意図不明、てんでんばらばらに点在している。

タイ国内のミニチュアお寺もあり、エメラルド寺院、ワットアルンも展示。
ああ、そしてここも、何だか頭の中が???になるような場所です。
夜はライトアップされるみたいなんで、また雰囲気違うかな?昼間だと
メッチャ暑いので、夜のほうがいいかもしれません。暗いし、粗も見えないだろう?


Mini Siam

387 Moo6 Sukhumvit RD KM143 Pattaya
TEL: 038-727333 FAX: 038-421555
OPEN: 07:00-22:00 daily
Web site: http://www.mini-siam.com
入場料 200バーツ(だったと思う、確か)

ここも、外国人の姿は無かった…。

そしてお約束通り、バンコクを出発してから、4時間半もの移動時間を
経て、やっとパタヤの海にご対面を果たした時には、
なんか暑さのあまり頭がモーロー。


まずビーチについてですが、大きく分けて、2つあります。中心とな
るのが「パタヤビーチ」。ここはいわゆるパタヤ市内になり、ショッ
ピングアーケードやホテル、レストラン、ナイトスポットが充実して
いる、パタヤ一の繁華街です。またもうひとつは「ジョムティエンビ
ーチ」といい、パタヤビーチから南下するような形で繋がっています
が、距離にすると、車で10分ほど。こちらもビーチ沿いにはレスト
ラン、ホテルなどありますが、パタヤビーチよりは静か目。

パタヤビーチで有名なホテルといえば、ロイヤルガーデンというショ
ッピングモールに隣接している「JWマリオット・リゾート&スパ」。
ビーチには道路を渡ってすぐだし、モールにくっついているので、ロ
ケーションはバッチリですし、高級感漂うマリオットグループという
ことで安心感がありますね。お部屋は落ち着いた調度品に囲まれ、リ
ゾートにいながら、大人の余裕を楽しめる、良いホテルですよ〜。
おなじみ「マンダラスパ」も勿論あり!

PATTAYA MARRIOTT RESORT & SPA
http://www.marriott.com


また、最近のお勧めホテルとしては、ハードロックカフェ系列の、
「ハードロックホテル・パタヤ」。カラフルな色彩が、海辺の風景と
マッチして鮮やか! ホテル内はロックスターの写真や、ギターのモ
チーフ等、遊び心もいっぱいで、パタヤでの休日をポップに彩ってく
れます!部屋も可愛い〜。若いカップルなどにお勧め!確かここって
ゲストのことを、「スター」って呼んでくれるんですよね(笑)。

HARD ROCK HOTEL PATTAYA
http://www.hatdrockhotelpattaya.com


そのハードロックホテルのすぐ隣に位置するのが、モンティエンホテ
ル。こちらは、きりっとした、由緒正しいモンティエン系列で、シテ
ィホテルのイメージが強かったのですが、なかなかどうして、リゾー
トでもいけてます。レストランも充実していて、ホテルライフも楽し
みたい方には是非どうぞ。

MONTIEN PATTAYA
http://www.montien.com/new/pattaya


以上の3つは、繁華街で遊びまくりたい方には、ロケーションもバッ
チリ♪ ホテルからビーチ沿いに歩いてビーチ、レストラン、ショッ
ピング・ナイトスポットに行けます。

また、パタヤビーチエリア以外にあるホテルで、忘れてはいけないの
が、「ロイヤルクリフ」です。こちらはBUDDHA HILLと呼ばれる場所で
位置としては、パタヤビーチを海沿いに南下したところにあります。
プライベート感覚が満喫できます。部屋数が多いし、部屋のカテゴリ
ーもたくさんあるのでお気に入りのロケーションとタイプを色々選べ
ます。またホテル内の施設も充実!家族連れ、カップル、どんな方で
も満足できそう。

ROYAL CLIFF
http://www.royalfliff.com/


あともうひとつ、さくらこの好きなDusit系列のホテルもありま
す。こちらはパタヤビーチを北上したところで、繁華街からちょっと
離れていますが、静かで海の目の前というグッドロケーション。部屋
も落ち着いたインテリアで、大人のカップルにもお勧めしたい。でも
ちょっと南下すると、ディスコがいっぱいある通りにでます♪ムフ♪

DUSIT RESORT PATTAYA
http://pattaya.dusit.com/index.html


最後に、パタヤ一の大きなホテルといえば、アンバサダー! 厳密に
言うと、パタヤの外れなので、パタヤではないのですが、その敷地は
広大!押しも押されぬナンバーワンホテルです。この規模は本当に腰
抜けます。なんと部屋数5000室!!ビーチ所有エリア20エーカー。。。
世界最大と言っても過言ではありません。

Ambassador City Jomtien
http://www.amtel.co.th/pattaya/

パタヤビーチの移動方法ですが、一番お手軽なのは「ソンテウ」とい
う、吹き抜けの荷台に、何人かが座れるようなローカルタクシーとな
ります。プーケットのタクシーといえば「トゥクトゥク」が主流で、
ソンテウというのはローカルバスのことなのですが、こちらのタクシ
ーはソンテウでトゥクトゥクは見かけませんでした。(ややこしいで
すね、わかるかな?)

道を歩いてくると、クラクションを鳴らしてきますので、利用したい
時は、手を上げて合図します。ビーチ沿いを少し移動するのであれば
10バーツ程度、他の場所へは交渉制となります。タクシーだけど座
席が結構あるので、乗合タクシーのような感じですね。

ビーチは、とってもパトンに似ていますが、道路は一通で、左右に遊
歩道があるため、パトンよりすっきりした印象で、路駐がごちゃごち
ゃしていないので、歩きやすい感じがしました。町自体は、パタヤの
ほうが小奇麗でまとまっている印象です。

海はうーん、甲乙つけがたいぐらい、きれい…とは言いがたい。
やはりプーケットと同じく、島に行く事をお勧めします。ボートで
ラン島というところがあるようです。プーケットでいえばコーラル島
のようなもので、ボートですぐ行けて、マリンスポーツ(ジェットス
キー、パラセイリング、バナナボート、シーウォーカー、パワーシュ
ノーケリング等)が楽しめるということです。

パタヤビーチでも、ジェットスキーやバナナボートがたくさん走って
いましたよ。ここのビーチチェアーとパラソルは20B。座っている
とジュース売りとか、モノ売り、マッサージなどの勧誘がやってきます。
…ああ、思い出すなぁ、この感覚。ちょっと観光客気分が萎えた一瞬でした。

元もとパタヤは、米国の海軍船が寄航し、長い船の旅の疲れを癒す慰安
所として栄えてきただけあって、ナイトライフのイメージばかりが先行
していて、せっかく見どころがたくさんあるのに、最初から敬遠してい
るような方もいらっしゃるようなのが、ホントに残念です。

パタヤビーチから、船で15分ほどの島「ラン島」は、プーケットでい
えばコーラル島のようなもので、マリンスポーツ(ジェットスキー、パ
ラセイリング、バナナボート、シーウォーカー、パワーシュノーケリン
グ)が楽しめることで有名。パタヤに来たら、一度はこの島で遊んで欲
しいものです。

また、有名なお寺もいくつかあり、お勧めは丘の上に建つ寺院の
「WAT SANTVARALAM」は眺めも良いし、静かでいいですよ。場所はジョム
ティエンを少し南に下ったあたりにあります。

他には、バンコクのローズガーデン、プーケットで言えばタイビレッジ
のような、カルチャラル・オーキッドガーデンがあります。ここでは、
タイダンスショー、象のショー、猿のショーなどが見学できます。

またエレファントキャンプもあり、象乗りも体験できます。ノンノット
ビレッジと呼ばれており、パタヤビーチからは30分ぐらいのところに
あります。

また、アミューズメントパークもあり! 規模はそれほど大きくないの
ですが、スライダーのある大きなプールと、遊園地がくっついた
「パタヤパーク・ビーチリゾート&アミューズメントパーク」。240
メートルの展望台から、パタヤの町と海を見渡せます。ここの上は展望
レストランになっていて、シーフード料理も有名だそうです。

Pattaya Park Beach Resort & Amusement Park
345 Jomtian Beach Pattaya City Chonburi 20206
TEL: 038-251201-8 FAX:038-251209

夜のエンターティメントでは、やっぱりここでもあります「オカマショ
ー」。プーケットのサイモンキャバレーにも負けず劣らずの、オカマ・
パタヤバージョンは「アルカザール」といいます。

ショーは一日3回、さくらこが見たのは20時半からの回でしたが、結
構人が入っていましたよ。サイモンショーは席がわりと平坦なのですが
こちらは席が階段状になっているので、後ろでもちゃーんと良く見えま
す。ショーの内容は、サイモンとほとんど同じ。キレイな衣装を着たオ
カマさんが歌って踊って、時々コミカルなものもあって、前のほうの席
に座ると、ステージに引っ張られちゃったり、キスされちゃったり、水
掛けられたりと、スリル満点(笑)。特に男性は気をつけましょう♪♪

さくらこは、バンコク、プーケット、そしてここパタヤのオカマショー
を見ましたが、ショーの内容やステージの規模はほとんど同じなのです
が、女性・・・じゃなくてオカマさんについては、パタヤが一番レベル
が高かったです。きれいどころが揃っています。
プーケットは、さくらこ個人的な感想ですが、1ステージに、
うううぅぅぅ・・・と思う崩れたオカマさんの中に、きれいな人が2,
3人いるというレベルですが、パタヤはうううぅぅぅ・・・と感じる崩
れたオカマさんが、2.3人いて、あとはまあ見れるオカマさん、そし
てキレイが1,2人という比率。(あくまでも、さくらこの基準です)

最後に外にオカマさんが並び、一緒に写真撮影ができるというところも
同じですが、立て札に「チップ一人40バーツ」としっかり書かれてい
ました。でも、書いてあるほうが、ボラれなくていいかもしれませんね。
「オカマにチップ500バーツ強要された!」なんて方もいるようです
し、この相場はどこでも共通として、覚えておいたら良いかと思います。
やっぱりそばで見ても、結構きれいな人が多かった。南部のほうが、ガ
タイのいいオカマが多いのかなぁ? 色白な人も多かったように思いました。

さてさて、観光が終わったら、お次に行くところは、女性だったらショ
ッピング♪ 一番大きなショッピングモールといえば「ロイヤルガーデ
ン」ですかね? 前回ご紹介したホテル、JWマリオットにくっついて
います。KFC、マクドナルド、スウェンセンズなど、日本でもお馴染
みのファーストフード店のほか、一階には軽食DELI(スープとサン
ドイッチがウマイ!)と、ステーキハウス・シズラーが入っています。
タイブランドの洋服や本屋、上階にはフードコートと、ゲームセンター
があり。ゲームセンターの中には、3D映画の上演や、特殊加工チョッ
キを着て、銃で撃ち合うゲームや、Believe it or notという、世界の
摩訶不思議や、奇人変人などを集めた、おかしな博物館があります。
これらはジョイントチケットが販売されていて、英語では「大人一人
550バーツ」と書かれていましたが、タイ語で下に「ラーカー・
プーヤイ・450バーツ」だって・・・パタヤでも二重料金健在っ!!


またはパタヤビーチの北のほうに、大型スーパー「BIG C」と、
ジョムティエンには「ロータス」があります。他にはテナントデパート
の「セントラルプラザ」「マイクショッピングモール」があります。
どちらもパタヤビーチ沿い。規模はちっちゃめ。

しかし、タイ人のショッピングは、実はショッピングモールではなく
ここに行くのが通であります。「バンセーン・ノンモーン市場」。
パタヤ市内からは車で30分ぐらい、チョンブリ県の中心のほうにな
りますが、ここは市場がずらーーーーーーっとつながっており、パタ
ヤ名物を買うのなら、是非ここへどうぞ!

パタヤ名物。それは竹の筒に入った甘いもち米の「カオラーム」です。
たくさんのお店で、いろんな種類のカオラームが売っています。もち
米の種類、色も様々、中身も様々、竹の大きさ、太さも様々で、本当
にどれがいいか迷っていると、おばちゃんが「食べてみー!」と試食
をガンガン差し出してきます。ううう、甘い! そしてお腹いっぱい!

カオラームの他に「イカ」も有名で、あっちこっちの店先で、イカの
干したものがぶら下がっている。酒のつまみにいいね〜。タイ人は、
このイカをあぶって、甘辛いタレをつけて食べます。さくらこも、会
社のお土産に、干しイカが30枚ぐらいずらっと並んだセットを買い
ました。お値段170バーツ。(安〜)イカはのしてあるものや、カ
リカリのスナックみたいにしてあるものも売ってます。これは日本に
持って帰ってもおいしく食べられそうですね。

さくらこは、パタヤに行く前に、どーしても行ってみたいレストラン
が2軒ありました。一軒はシーフードレストランで、超大型店である
NANG NUALというお店。パタヤにはパタヤビーチ支店と、
ジョムティエン支店の2店舗があり、他にもチェンマイの PING
川沿いにも店舗があります。やっぱりお勧めはパタヤビーチ南のウォ
ーキングストリートにあるお店。

お店の前について、何故か青い電飾で「ナン・ヌアル」という日本語
の看板。その下には、まるで水族館を彷彿させる程のでっかい生け簀
がたくさん並べてあります。蟹だけでも、ブルークラブ、プーダム、
プーマー、海老も天然から養殖から、キングプロウンからと、いく
つも水槽に分けて入れてある。ロブスターも大きさ別に入っているし
魚もうじゃうじゃ。あわびにシャコにタコに貝類・・・もうパトンの
シーフードレストランなんて、ちゃっちーもんです。生け簀を見るだ
けでも、結構時間がかかります。そして、何をオーダーしようかと選
ぶのも、ほんっと時間がかかる!

まあ、「美味いものはタイ人に聞け」っていうことで、お任せしまし
たが。オーダーしたのは、トムヤムシーフードスープ、魚のハーブ蒸
し、蟹の黒胡椒炒め、海老の塩味ボイル、青菜の炒め物。

ドリンクカウンターもあって、ワインもおいてありました。さすが。

店の奥へ入ると、海にせり出すようになっていて、海の上で食事をし
ている気分に。夕暮れ時に、海側の席をゲットすれば、パタヤビーチ
が夕焼けに霞んでいくのを眺めながら、おいしいシーフードに舌づつ
みを打つなんて贅沢な風情を楽しめます。

船上チックに作られたこのレストラン、かなり広くて、収容人数も
相当ありそう。夕暮れに近づくにつれ、カップルや家族連れが続々き
てあっという間にいっぱいに。セーラーネイビー風の制服姿が可愛い
店員さんが、急ぎ足に働いていました。

パタヤでも有名なレストランなので、お越しの際は、是非是非。
併設で、このお店の隣には、和食とヨーロピアンフードが食べれるお
店もあります。中華もあるし、シーフードをどんなスタイルでも食べ
ることができます。タイ鮑もたまりません〜。

Nang Nual Pattaya Restaurant
South Pattaya Beach Chomburi
TEL:038-428708, 424688 FAX:038-421364


さて、絶対行きたかったお店の2軒目は、ステ〜キざんす! 実は
さくらこ、一番好きな食べ物はステーキという、高カロリーな女なのです。

ステーキを食べるならここ、ステーキだけでなく、サラダバーの種類
が充実していて、しかも安い! という噂のレストランは、前回ショ
ッピングのところで触れました、パタヤビーチにあるショッピングモ
ール・ロイヤルガーデンの一階にあります。名前は「シズラー」。

いやー、ここは昼間行ったのですが、ここも結構なお客さんが入って
いました。メニューはビーフ、ポーク、チキン、フィッシュなどのメ
インと、サラダバーがセットになっているものが主体。ランチメニュ
ーやセットメニューのコンビネーションで、一皿で、ポークとフィッ
シュが食べれるものなど、メニューは一杯…。うーん、やっぱりビー
フのフィレかなぁ…と思い、チラリとサラダバーをみたら、これが
うまそーーーーーー! プーケットにある某ピザ屋のサラダバーなど
とは大違い。サラダバーコーナーはデカく、スープも3種類、サラダ
はシーザーズやコールスローなどの西洋風から、タイ風のヤムまでず
らり。フルーツはてんこ盛りだし、デザートにケーキまである!

これは、メインを欲張っていたら、サラダバーを制覇できない…と
なんでもかんでも食べたい意地汚い根性が出まして、メインはあっさ
り(?)スペアリブにしてみました。

このスペアリブが、柔らかくて食べやすかったー。味はタイ風入っ
ているのですが、それもまた良い良い。ステーキとしては「?」だ
けど、今回はサラダバーメインにしちゃったんだから、文句は言うま
い。スープはじっくり煮込んだオニオンスープ、美味いです。そして
コーンクリームスープも(←2杯も飲むなよ)。サラダはフレンチ
ドレッシングでたくさん食べました。珍しくセロリなどもありました。
(でも、スジスジだった・笑。スジは自分で取るらしい…)
おかわりもOKなんですよー。なのでサラダバーメインでも楽しい!

あー、こんなサラダバーがプーケットにあったらいいのにな。
散々食べて、デザートまでついて300バーツ。激安すぎる…。
ロイヤルガーデンの中という場所もわかりやすく、食事の後はまた
ショッピングにGOGOできちゃう。ファーストフードっぽい外観も
入りやすくってグーです。シズラーはパタヤで人気を博したため、今
はバンコクにも支店ができたという噂♪

ああ、文字数の関係上、急いでナイトスポットのご紹介。ナイトス
ポットについては、ディスコ、カラオケ、GOGO、オープンバー、
高級クラブなど、内容的にはプーケットと同じですが、こっちは規模
が違う!プーケットのナイトスポットはパトンビーチのバングラー通
りなどに集結していて、それ以外のところはチョポチョポっと見つけ
ずらい場所にあるのに対して、パタヤのナイトスポットは、あちこち
に繁華街がドーン、ドーンとある。圧倒的数が多い!
あまりに数が多すぎて、一体どこがいいのかわからない!そのまばゆ
さに目がくるくる回ってしまいました。

地元の人に有名どころを聞いてみたら、ディスコでは、船の上をその
ままディスコにしてしまった「トニー」などがオシャレで良いとのこ
と。パタヤビーチのパルマというロータリー近く(ビーチ北のほう)
にも、ディスコがたくさん集まっています。カラオケはジョムティエ
ンの南に集まっています。また、殿方が喜びそうな、高級クラブがパ
タヤにもあります。Beverly Plaza Hotel内にあります「PENT 
HOUSE」は、パタヤのクラブの中では一番上と評されています。
きれいなお嬢さんがいっぱい。プーケットのピンクシャモアみたいな
もんでしょうか。

しかし、パタヤのナイトスポットは、プーケットに比べて、ヤクザ色
っていうのか、危険な香りが漂っているように感じました。ちょっと
ひとりで行くのは怖いかな〜…色々見てしまったし。(怖いから詳し
く書きません・汗)ナイトスポットデビューは、地元を良く知ってい
る人や、詳しい友達などに案内してもらうと安全かも。プーケットは
そのへんのお店に飛び込んでも、そんな怖いことはありませんが。

ああ、制限がなければ書きたいことはいっぱいあったけど、今回は
このへんで。パタヤはバンコクから定期バスも出ていて、気軽に行け
るし、日帰りもできるので、是非足を伸ばして行って見て欲しいところです。

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■ プーケットからパタヤへのアクセス ■

1.飛行機と車でGO 
バンコクまで飛行機で行って、バスやミニバスを使います。一番楽。

2.長距離バスでGO
プーケットタウンの長距離バスステーションより、毎日バスが出ています。

3.乗合バスでGO
旅行会社などでは、VAN乗合でバンコクまで行くバスを紹介してくれます。

4.バスと電車でGO
スラタニまでバスで行ったあと、鉄道でバンコク、そしてバスでパタヤ。ハード!



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